
防災バッグって何を入れておけば良いの?
実感が沸かないと何から揃えていいかわからない・・・
一つづつ買い揃えるのも大変そう・・・
そんな疑問に答えます。
- 防災バッグの中身に入れるべきアイテム10選を優先度順にまとめました。
- イメージがわかない&揃えるのが大変なら市販の防災セットもおすすめ。
いざという時頼りに出来る防災バッグの中身はどんなもの?紹介していきます。

必要なアイテムが分かると安心ですね!
防災バッグの中身に入れるべきアイテム10選を優先度順にまとめました。
災害発生時の「一日目」を乗り切るアイテム。
防災バッグは一次避難用、二次避難用と大きく2種類に分かれますが、最初に準備するべき防災バッグは一次避難用。
一次避難用の防災バッグは、すぐにでも逃げなければ行けないとき、命を繋ぐために必要なものをまとめておくものです。
必要なものが足りない場合はもちろん、あれこれと防災グッズを詰め込むことで重すぎて逃げられないはもってのほか。
そのため、アイテムは厳選して用意する必要があります。優先度順に防災バッグの中身をリスト化しました。
- ホイッスル
- 懐中電灯
- 軍手
- 水
- 保存食
- レインコート
- アルミブランケット
- 簡易トイレ
- 免許証・保険証のコピー
- モバイルバッテリー
優先度順!防災バッグ中身リスト10選
優先度1 ホイッスル(避難用品)
一次避難用の防災バッグは避難用品が最重要。
災害発生時には、まず何よりも安全な場所に避難する必要があります。
避難が出来ない状態に陥ったときに助けを求めるためはホイッスルが欠かせません。
小さく忘れがちですが、忘れずに一人一つ用意しておきましょう。
優先度2 懐中電灯(避難用品)

懐中電灯は予備の電池も忘れずに。
街の明かりが一切消えると、本当に真っ暗です。
関東大震災時に停電を経験しましたが、普段見慣れた街なのに見たことが無い暗さだったことが印象に残っています。
そんな時には、やはり懐中電灯があると心強い。
ヘッドライトも手を開けられるメリットがあり便利なので選択肢として入れておきます。
ちなみにスマホにもライト機能はありますが、安否確認や情報源として使いたいスマホをライト代わりに使うのは得策ではありません。
懐中電灯は一人一つ、用意しましょう。
優先度3 軍手(避難用品)
災害発生時に窓ガラスが割れたり、避難時に落ちたり倒れたりしている鋭利なものをどかす際にあると安心です。
また、手の防寒具としても使用できる点もポイントですね。
優先度4 水

長期保存水
無事安全な場所まで避難することが出来たら、次は水と食料です。
水は長期保存水を500mlのペットボトル3本を目安に防災バッグに入れましょう。
優先度5 食料

保存食
通常と違う生活を強いられる避難生活はストレスがたまるもの。
そんな中、体調維持には美味しく、栄養価のある食事が不可欠です。
5年程度保管できる保存食が市販されていますので、保存食3食分(一日分)を目安に防災バッグに入れるようにしましょう。
優先度6 レインコート
避難には両手を開けられるようにすることが大切。
雨天時には傘よりもレインコートを選びたいものです。
両手を開けられ、重量も軽いため、防災バッグには優先的に入れたいアイテムになります。
優先度7 アルミブランケット
アルミブランケットも忘れずに入れたいアイテム。
夏場でも夜になると冷えるので、防寒対策は一年通して必要です。
防災用品の防寒具と言えば手のひらサイズにたためるアルミブランケット。
保温性能が高く、軽くてかさばらないので防災やキャンプ用品として使われています。
また、炎天下では熱を反射する断熱材としても使えるので、忘れずに入れておきましょう。
優先度8 簡易トイレ
災害発生時には断水がセットで発生する場合がありますので、簡易トイレも入れておきましょう。
3個程度がセットになっているものが多いので、こういった簡易トイレ、携帯トイレのセットを購入しておけばいざと言うとき安心です。
優先度9 身分証明書のコピー

普段から財布と一緒に免許証持ち歩いてるよ!

普段持ってるバッグが持ち出せない時には困っちゃうもの・・・
スマホや財布は携行品として普段使いのバッグに入っていると思いますが、そのバッグはどこに置いていますか?急に地震が起きたときに取りに行ける場所ですか?
家の中でスマホくらいなら持ち歩いているかもしれませんが、お財布は流石に終始持ち歩くことは無いと思います。
緊急時に普段使いのバッグにたどり着けない状況も想定する必要がありますので、身分証明書のコピーを防災バッグに入れておきましょう。
顔写真付きの身分証明書であれば罹災時の申請にも効果がありますし、安否確認にも使えますよ。
小銭と一緒にチャック付きポリ袋に入れておくと安心です。
優先度10 モバイルバッテリー
今回の防災グッズの中身としては取り上げませんでしたが、スマホもれっきとした防災グッズ。
緊急時の生命線になるスマホの電池切れは死活問題になりますので、モバイルバッテリーも優先度が高いアイテムです。
手頃な値段で購入できる10,000~20,000mAhクラスのモバイルバッテリーがあれば数日はスマホを使えるので一つ入れておきましょう。
イメージがわかない&揃えるのが大変なら市販の防災セットもおすすめ。

だいたい必要なものが分かったけど、揃えるのが大変ね・・・

市販の防災セットをベースにしてカスタマイズすると分かりやすいよ!
必要なものが分かってきたものの、普段触れたことが無いジャンルのアイテムだとイメージがわきませんよね。
どこで売っているのかを探すのも大変なので、そんな時は市販の防災セットを有効に使いましょう。
市販の防災セットなら、優先度の高いアイテムは大体揃います。
防災セットの値段の違いは主に快適性の部分
市販の防災セットは各社から発売されており、一人用の防災セットだと5,000円~20,000円くらいが主な価格帯。

やっぱり高いセットが安心よね。

安くても一時避難に使うアイテムはだいたい揃ってるよ。カスタマイズのベースにするなら安いセットでも十分かな。
一次避難用品に関しては、各社充実しており差が出にくいところです。
値段の違いが出てくるところは、各アイテムの品質と二次避難用の快適アイテム。
高いセットで安心を買うのもありですが、過剰な場合もあるため、安めのセットに追加する方法でも問題ありません。
どんな防災セットを選んでも内容の確認とカスタマイズは忘れずに
どんな防災セットでも買えばそれで終わり、と言うわけではありません。
常備薬が必須な方や眼鏡の方には眼鏡ケースなど、自分用にカスタマイズする必要があります。
防災セットは一通りの防災グッズが揃うので便利ですが、抜けが無いように確認しておきましょう。
まとめ
防災バッグの中身の揃え方、優先度順で紹介しました。
まずは危険から逃げる。そのためのアイテムが最優先ですよ!
手持ちの防災グッズもしっかり把握して備えておきましょう。