
無印良品の防災セットのレビューを知りたい。
3種類あるけど、どんな違いがあるの?
メリット・デメリットを知りたいな。
こういった疑問に答えます。
本記事の内容
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無印良品の防災セットはふだん使いに+1するセットです。魅力をレビュー。
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無印良品の防災セット3種類の違い。
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無印良品の防災セットのメリット・デメリットを他社製品と比較して考える。
庭キャンde防災では、無印良品「備えるセット」を購入。
本記事では、我が家で購入した商品を元に、メリットとデメリットをレビューします。
無印良品の防災セットはふだん使いに+1するセットです。魅力をレビュー。
結論は、満足できる質でした。ただし、これだけ買えば備えは万全とは言えない内容です。
魅力は何と言っても無印良品というブランド!
安心の無印良品ブランド。
防災セットの中身も一つ一つ品質が高く、単品で売られているものも入っています。無印らしいシンプルなアイテムなので、ふだんから使えますよ。
もしものときにも役立つアイテムを、ふだんから使えるアイテムで。
ふだん使いしながら、もしものときにも役立つアイテムを、3つのシチュエーションに応じてセット商品にしました。
無印良品クォリティの商品をふだん使いしながら、もしものときに「も」役立つ。

防災セットが必要なのはわかってるけど普段使わないしな・・・
そんな理由で防災セットの購入に二の足を踏むくらいなら、ふだんから使える無印良品の防災セットを購入しましょう。
各セットは厳選されたアイテムで、被っても無駄にならないものが上手~くまとめられてますよ。
無印良品の防災セット3種類の違い。
出典:無印良品公式HP
無印良品の防災セットは3種類あります。
上の画像を見ると分かるように、上位のモデルは下位モデルの内容はすべて含み、アイテムがどんどん追加されていく商品群です。
- 携帯セット:いつもは鞄の中などに携帯する、もしものときには、歩いて帰るときにも使える。
- 持ち出しセット:いつもはおでかけや旅行に使う、もしものときには、家から避難するに使える。
- 備えるセット:いつもはキャンプやアウトドアに使る、もしものときには、自宅避難で使える。
全部入りの「備えるセット」を購入したので、内容紹介します。
備えるセットの中身紹介
備えるセット | ||
持ち出しセット | ||
携帯セット | ||
1,690円 | 3,990円 | 5,490円 |
EVAケースファスナー付 |
撥水サコッシュ 990円 |
袖口が長い軍手 |
いつものもしもハンカチ |
エマージェンシーシート | キャンドルミニ 290円 |
携帯用救急絆 |
耳栓ケース付 |
非常用トイレ |
除菌シート |
コンパクトヘッドライト 990円 |
巻いて結べる長タオル 499円 |
2枚組三層マスク |
大判ボディシート 100円 |
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連絡のルールメモ |
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※金額を入れている商品は単品購入可能なものです
携帯セットの内容
備えるセットに含まれる中身。EVAケース ファスナー付にすべて中身を入れることができます。
EVAケースはB6サイズ。約縦150×220mmになります。
携帯用救急絆や除菌シート、2枚組三層マスクは個別購入も可能です。
このセットのオリジナル部分はいつものもしもハンカチと連絡のルールメモ。いつものもしもハンカチは
ハンカチは防災グッズとしてのハンカチ活用法16選がプリントされています。こうやってみると、普段から持ち歩くハンカチも防災グッズなんですよね。改めて勉強になりました。
連絡先をまとめておけるメモ帳は、忘れそうだけど必要な防災グッズ。個人的な連絡先を書くページだけでなく伝言メモの使い方など、必要な情報がコンパクトにまとまっているので便利ですよ。
B6サイズに全部まとまるので、コンセプト通りEVAケースごと鞄にまとめて入れておきましょう。
持ち出しセット(携帯セット+5品)の内容
持ち出しセットまでの内容はすべて撥水サコッシュに入れることができます。
この撥水サコッシュは990円で単品売りもされている軽量で使い勝手の良いアイテム。別色を普段使いもしているアイテムです。
携帯セットのEVAケースもそのまま入ります。
これ以降のアイテムは防災色が強くなってきますね。
まずは耳栓と大判ボディシート。
耳栓はカフェや公共交通機関でも使う人もいると思います。
大判ボディシートは280×560mmとかなり大型で使い勝手は良いですが・・・1枚入り!普段づかいするには流石にコスパが悪いですね。
エマージェンシーシートやコンパクトヘッドライトは流石に普段づかいはしない・・・ですよね。
とはいえ、防災用品としては優先度が高いもの。サイズもコンパクトなので、鞄に忍ばせておけると安心です。
備えるセット(持ち出しセット+4品)の内容
備えるセットは、持ち出しセットに加えてキャンプやアウトドアで使えるグッズを追加したもの。自宅避難の際にも役立ちますね。
袖口の長い軍手や巻いて結べる長タオルは普段からでも使えるアイテム。袖口が長いとアウトドアでもけがの予防になるので便利です。
キャンドルミニは12個入りで290円。一個につき4~5時間持つのでコスパ良し。
非常用トイレも入ってますよ。
無印良品の防災セットのメリット・デメリットを他社製品と比較して考える。
メリット
- ふだんの生活の中でちょっとづつ防災の意識が持てる
- 分かりやすい3ラインナップ。
デメリット
- これだけでは防災セットとしては不十分
- 防災セットとして考えるとコスパが悪い
メリット①ふだんの生活の中でちょっとづつ防災の意識が持てる
ふだん使いしながら、もしものときにも役立つアイテム。こういったコンセプトなので、ふだんの生活の中にちょっとづつ防災アイテムを忍ばせることができます。
このことで、ふだんから防災への意識が高まりますよね。これが無印良品の防災セットの一番のメリットだとおもいます。
メリット②分かりやすい3ラインナップ。
どのセットを購入しようか?が分かりやすいラインナップです。他社のラインナップでは似たような防災セットで何が違うのか分からないことも。
例えば以下のラピタの防災バッグ。どちらも防災セットとしては内容は素晴らしいものがあります。
ですが、ぱっと見、どれを選べば自分にとって最適か?が分からないのがネック。
無印良品の防災セットならそんなことはありません。名前の響きと内容品が分かるイメージで明確化でき、悩まず買えるところもポイントです。
出典:無印良品公式HP
デメリット①これだけでは防災セットとしては不十分
一般的な防災セットに比べると、内容が偏っています。
そもそも、防災バッグがないので、このセットだけで持ち出すことはできない。ヘッドライトはあるけど、懐中電灯やランタンは無い。エマージェンシーシートや耳栓はあるけど、アルミシートやエアベッド、エア枕などが無い。
このように無印良品の防災セットを買えば一通りの防災グッズが揃う、なんてことはありません。
ここはコンセプトの影響が大きいですね。ですが、この防災セットをふだん使いの中で使っていくことで、防災意識を高めることが出来ると思いますよ。
デメリット②防災セットとして考えるとコスパが悪い
正直、コスパを求めてはいけません。
防災用品としてだけ考えると、5千円で一通り揃えることが出来ます。
防災用品としての実用性だけを考慮すれば、山善の防災セットを買う方が安心できます。

無印良品の防災セットは止めといた方が良い?
防災セットとしての充実度を求めるなら、他の防災セットを買いましょう。
無印良品の防災セットはふだん使いに+1。これで防災意識を高めて、不足分は自分で集めていく。そんな方におすすめです。
無印良品の防災セットでよくある質問。疑問はこれで解決できます。
質問 どんなアイテムを追加する?
防災バッグ、特に一次避難に大切なことは「災害一日目を乗り切る」こと。そのために必要なアイテムを優先度順に別記事にまとめています。
この記事で優先度が高く不足しているアイテムから揃えていきましょう。無印良品の防災セットに追加するべきアイテムはこちら。
- ホイッスル
- 懐中電灯
- 水
- 食料
といった順番です。
100均でも購入できて防災用品に忘れずに入れておきたいホイッスルは最優先で追加しておきましょう。
まとめ
ふだんの生活でちょっと防災意識を高められる。そんな無印良品の防災セットです。
防災セットとなると身構えて購入に二の足を踏んでしまう人は、身近に防災グッズを置ける無印良品のセットがオススメです。
ガッツリ防災を意識したセットを揃えたい!という方は他社の本格的な防災セットの方がいいかもしれません。
災害はいつ起こるか分からないので、防災セットを準備して、しっかり防災して下さいね。